産休・育休中に独学で「保育士資格」取得したので、勉強方法等をご紹介しようと思います。
2020年後期試験で筆記・実技ともに1回で合格しました。
私自身は決して頭がいいわけではなく、MARCHと「日東駒専」の間のランクの四年生大学を卒業しています。
なぜ保育士資格を取得しようと思ったのか?
- 産休に入り、赤ちゃんの出産準備や家の収納見直しや家計整理を進めた後、時間ができた。(暇になった)
- 産休、育休中に何か勉強しようと思った(産休中、仕事を休んでいることへの多少の焦り)
- 産後も役に立ちそうな勉強をしたかった(産後は勉強する余裕がないと思った)
- 子どもを育てるにあたって役に立つかなと思った
勉強スケジュール
産前5〜6月 ⇨ テキストをとりあえず全部読む
産後9月〜 ⇨ 携帯アプリ(無料)で問題を解く
産後10月〜 ⇨ テキストの過去問と予想問題解く、携帯アプリで問題を解く、YouTubeをみる
試験1週間前 ⇨ 苦手科目を中心に過去問、アプリ、テキスト読む
10/24,10/25 筆記試験日
筆記合格後11月〜 ⇨ 実技試験対策テキストを見ながら絵を描く
12/13 実技試験日
勉強方法について
筆記試験
産後は勉強時間が確保できないだろうから、産前に勉強を頑張ろう!と思っていたものの、全然はかどらず・・・
結局、産後の試験前2ヶ月で集中して取り組んだ感じです。
子育ての合間(授乳中とか笑)にテキストを読んだり、アプリを解いたりして、夫が休みの日にカフェで3時間くらい集中して過去問を解いたりしました。
試験範囲がとにかく広いので、暗記するというよりは苦手科目を中心に過去問を何周もしました。
実技試験
私は「造形」と「言語」を選択しましたが、コロナの影響で1科目受験になり「造形」のみ受験して合格しました。
もともと絵は苦手ではなかったですが、「造形」は時間との勝負でした。
あらかじめ外や教室の背景、保育士と子どものキャラクター(服装の色や髪型)を決めて練習しました。
受験感想
保育士の試験は筆記が9科目あり、全部を6割正解して合格して初めて実技試験を受験できます。
筆記で受かった科目は次の試験で免除されるので、数年にわたり受験するのもアリだと思いました。
受験料は安くありませんが、独学であれば、テキスト代のみで勉強を始められるので、とりあえずテキストを読んでみてもいいかなと思います。
また、子どもの成長過程など、子育て経験から既に知っている知識も役にたつことがあり、育休中に取得する資格としてはピッタリだなと感じました。
育休中、子どもの成長は楽しいものの、日々の生活が単調になるので、半年ほどで国家資格を取得できたことは、自分の自信にもなり、チャレンジして良かったと感じます。
育休中にこれから受験する人へ
ひと科目づつは、難しくありませんが、範囲が広すぎて全部暗記は難しいので、苦手科目を中心に過去問題を何周もして解けるようにするのが効率がいいと思います。
また、筆記試験は2日間にわたり長時間拘束されます。私は母乳とミルクの混合で育てていますが、試験日はおっぱいが張ってしまい帰宅後すぐに授乳しないと痛かったです。母乳の出が悪い方の私が大変だったので、母乳がよく出る人は大変かも・・・。試験日に向けて、赤ちゃんを哺乳瓶に慣らすとか搾乳するとか母乳対策が必要かもしれません。
育児と勉強の両立は大変ですが、資格を1つ取得するだけでも、産休・育休を有意義に使えたと自分を納得させることができるので、挑戦してみる価値はあると思います。