2020年のコロナ禍での出産のお話です。
産前は東京で夫と2人暮らしだったので、出産は神奈川の実家で里帰り出産。
検診は東京の産婦人科に通い、妊娠32週から出産予定の病院に移りました。
もともと計画無痛分娩予定だったので、39週に出産を予定していました。
38週の検診で、「経過順調なので、来週入院して出産しましょう」と言われ帰宅した次の日の夜に破水しました。
22:00
夜お風呂からあがり、もう寝ようと思ってトイレから出た瞬間・・・えっ?尿漏れ!?
何か漏れた感覚が・・・もう一度トイレに行き確認。わからない。。
とりあえずベッドに行き、慌てて「破水体験」を検索。情報収集。
破水には大量に出るタイプとチョロチョロ出るタイプがあるよう。
30分ほど様子を見て、トイレに行くとやはりシートが濡れている。そして透明。
病院に電話したら、「入院の準備をしてきてください」とのこと。
00:00
母に車で送ってもらい(病院は車で30分の距離)、夜間入り口で受付したのは00:00ごろでした。
診てもらうと「破水してます。これから入院です」と!!
破水しているため?車椅子が用意され病室へ。
相部屋の予定でしたが、コロナ陰性が確認できるまで個室に隔離。
用意されたオムツ?と入院着に着替えます。
紙パンツにナプキンをしいて履くのですが、お腹の大きい妊婦には一苦労。
赤ちゃんの心拍モニター!?をつけたり、点滴したり・・・一通りの検査が終わったのが2:00。
2:00
ようやく寝るOKが出たものの、点滴の針は腕に刺さったまま。
そういえば、人生で初めての点滴かも。
羊水はチョロチョロ出てるし、病室に一人で不安だし眠りにつくことはできませんでした。
6:30
翌朝、再び検診や書類の記入。
8:30
先生と相談し誘発分娩を進めることが決定。PCR検査をします。
PCRの結果がわかるのは半日後。早くて15:00とのこと。
ここの病院では、コロナ陰性が確認できないと無痛分娩できない決まりになっています。
また、平日の日中帯しか無痛分娩を行なっていない(麻酔科医がいない)ので金曜日の今日産まないと無痛分娩できない!!
9:15
誘発促進剤の投与開始。子宮口は2.5cm
11:00
陣痛が始まり10分おきに痛むけど、まだまだ余裕があります。
自身の陣痛が始まったので、誘発促進剤は一旦停止。
12:00
徐々に痛みが増してきます。
えっ!待って!PCR検査の結果が出ないと無痛分娩できないのですが!!と不安が募ります。
13:00
陣痛の痛みがピークに!!
まだPCR検査の結果出てないよー><
無痛分娩できないよー><
ゆっくり息を吐くようにアドバイスを受け、ふーーーーって息を吐きますが、どの姿勢をしても痛い!!!辛い!!!
死ぬーーっとは思わなかったですが、2分おきにくる陣痛がマジで人生で一番辛い!!!
言葉では表現できないけど、もう人生で2度と味わいたくない痛みだった笑
コロナのため立ち会い出産できない&PCR結果出てないため、病室には私ひとり。
看護師さんが変わるがわる来てくれて背中をさすってくれたのが本当に心強かったです。
(看護師さんの顔を見る余裕はなく、あの天使は誰だったのか今では分かりません。。)
15:00
いきみたくなったら教えてくださいと言われていて、もう無理ーーーー!!!ってナースコールを押す。
ベッドごと分娩室へ運ばれます。
運ばれる途中、「コロナ陰性確認できました!」と誰かの声が!!!
早く麻酔をーーーー!って思いながら、指示に従い分娩台によじ登る。
背中を丸め、麻酔を入れてもらいます。(マスクしてくださいと指示がありました)
麻酔が効くまで20分くらいかかるとのこと。
もう無理もう無理と思いながら、我慢。徐々に痛みがなくなります。
ようやく麻酔が効き、先生の指示に合わせて3回ほどいきみ、ようやく生まれました。
元気な女の子。
安堵と達成感!!!!
こんな感じで、私は出産しました。
世の中の出産経験したお母さん達みんなすごいよ><
PCR検査の結果待ちさえ無ければ、陣痛きてすぐに麻酔かけられたのに〜!!
因みに無痛分娩費用(12万円)は全額かかりました。